「ニュース雑感」 第109回を更新しました。
今あるニュースのポイントを端的に伝えていく「ニュース雑感」を連載しています。
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「最高標準額は2007年まで上限ではなく、ルール違反ではない」。プロ野球・読売巨人軍の入団時の選手に対する契約金の額についてのコメントである。
球界の申し合わせとして、新人契約金の最高標準額を1億円プラス出来高払い5千万円とした球界の申し合わせを無視し、高額な契約金を複数の選手にこっそりと払っていたことが朝日新聞の報道で明らかになった。また、同時に、入団前の選手に囲い込み目的で小遣いまで渡していたことも明らかになったが、今更の感が否めない。
社会を知らない若者に大金を積み上げて、常識を知らない大人に変貌させてしまうプロ野球界。
球界は“子供たちに夢”を売る商売としての存在を主張しながら、裏ではカネ・カネ・カネ・・・一方のマスコミは、ネタほしさに各球団の監督・コーチ・選手に媚びを売り、裏では我が物顔で横柄な態度を繰り返す始末。
昨年11月の読売巨人軍の痴話喧嘩から端を発したプロ野球に対する、世の中のあきれ感とマスコミへの嘲笑。
あなた達は、いったい何がしたいのか。いい加減、社会の空気を直視すべきだ。
あまりにも、常軌を逸脱しすぎている。(政)
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